育成テスト

[効果あり]日能研 育成テストーテストの振り返りはこの方法でー

復習

中学受験の塾でテストの結果が良くない場合、「このままで大丈夫かな?」「どうしたら点数が上がるのかな?」と、私たち夫婦と同じように心配している方もいるのではないでしょうか。

しかし、実はこのような時こそチャンスです。不正解だった問題を復習することで、今後のテストで点数を上げることができるようになります。

では、どのようにテストの振り返りをすればよいのでしょうか?私自身が経験した効果的な方法を紹介します。

日能研 4年 育成テスト(ステージⅢ)結果ー10月16日実施ー

テスト
日能研では、4年生から5年生までのカリキュラムで、2週間に1度「育成テスト」を実施しています。

このテストは、授業の理解度を測るためのものであり、期間中に学習した内容の復習が肝心です。ただ、単に暗記するだけでなく、「国語」の読解力を強化するなど、テストに役立つ学習も必要です。

そのため、テストの振り返りを通じて、効果的な学習ができるよう取り組んでいます。今回の育成テストで、この取り組みの成果が現れたのかどうかを確認してみたいと思います。

<順位>

基本集計(共通問題4科目):約9,050人中 約1,100位 ・評価:8
受験別集計(Gクラス):約3,400人中 約650位・評価:7
*Gクラス むすこが所属しているクラス

<点数>

国語 121点(150点満点)・評価:8
算数 98点(150点満点) ・評価:7
社会 83点(100点満点) ・評価:6
理科 93点(100点満点) ・評価:7
4科目合計 419点(500点満点) ・評価:8

前回の「育成テスト」の4科目合計の点数より
28点アップしました。

<考察>

「国語」:授業とテストの振り返りの効果もあり、点数が安定してきました。

「算数」:正解率が高い問題を3問ほど間違えてしまったので、このあたりが今後の課題です。

「社会」「理科」:全体的に問題が比較的簡単だったようですが、そのような場合でも不正解を出してしまうと、評価が大きく低下する可能性があるため、今後は確実に正解を選択することが必要です。

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効率の良いテスト解き直し方

コミュニケーション
日能研のWebサイト「MY NICHINOKEN」では、「育成テスト」、「全国統一テスト」などで行われたテストの各問題の正答率を確認することができます。

日能研の先生からのアドバイスにより、基礎的な問題を確実に身につけるために、正解率が50%以上の不正解だった問題については解き直すようにしています。

また、テストで簡単だった問題を間違えた場合は、感情的に揺さぶられるため、解き直すことでその問題の内容がより記憶に残りやすくなります。

日能研の育成テストは、似たような問題が繰り返し出題される傾向があるため、過去の解答を振り返ることで効率的に勉強ができます。

基本的な問題をしっかりと正解することが、最終的には本番の受験で点数を確実に獲得するために必要です。このように積み重ねていくことが、非常に重要です。

不正解の問題を全部解き直ししなくても問題ない理由

テストで不正解の問題をすべて解き直しなくもOKです。

理由は、基礎を固めることが重要だからです。基礎的な問題を理解していなければ、正答率が低い問題を解答することができません。

特に正解率が10%以下の問題は、解き直しても理解に時間がかかることがあり、時間をかけても理解できないことがあります。

まずは、基本問題を確実に理解するために、正答率が50%以上の問題を中心に解き直すことが重要です。
この振り返りを行うだけでもかなりの効果があると、日能研の先生は言っています。

子どもをやる気にさせる3つのこと

親子会話

1.テストの結果が悪くても注意しない

テストの結果が悪かった場合、こどもに何かと言いたくなるかもしれませんが、そういった言葉は控えましょう。こどもは一番悔しい思いをしています。こういう時こそ、親としてあたたかく見守り、サポートしてあげましょう。

2.ほめてやる気にさせる

みなさんもほめられたときは気分がいいですよね?こどもも同じです。頭ごなしに『勉強を頑張らないといけない』と言うよりも、頑張ったところやよくできたところをほめてあげる方が、やる気を引き出すことができます。実際、私の息子もそうでした。

3.こどもとたくさん会話をする

会話を多くすることで、ふとしたところからこどもの本音を聞くことができます。受験勉強以外にも、こどもは悩みを抱えていることがあります。その悩みを解消することで、勉強に集中できるようになるかもしれません。

また、こどもと会話をすることで、ストレスを発散することができます。こどもは、話を聞いてもらうだけでも安心することがあります。そのため、こどもが話しやすい状況をつくることが大切です。

令和の中学受験 保護者のための参考書」という本は、中学受験に取り組む親にとって必携の一冊です。本書では、中学受験に必要な勉強方法や心構えについて詳しく解説しています。特に、親子の接し方については非常に参考になる内容が多く含まれています。

本書の中で紹介される方法を実践することで、こどもが自信を持って中学受験に臨めるようになります。また、親自身も中学受験について理解を深めることができます。本書は、中学受験に限らず、こどもとの接し方についても多くの示唆を与えてくれます。参考にしてみてください。

まとめ

まとめ
テストの解き直しは、こどもにとって非常に効果的な勉強方法です。一度解いた問題をもう一度取り組むことで、自分の弱点を見つけたり、理解が浅かった箇所を深く理解することができます。

また、解き直しをすることで、テストの形式や出題傾向に慣れることもできます。このように、解き直しはテストの点数を上げるための重要な手段の一つと言えます。

しかし、中学受験の勉強はただ点数を上げるだけではありません。こどもが自信を持って勉強に取り組めるよう、メンタルケアも大切です。こどもが自分の限界を感じたり、ストレスを感じたりすることもあるかもしれません。

そんな時こそ、親がこどもに寄り添い、励ましてあげることが必要です。こどもが安心して勉強に取り組める環境を整え、一緒に合格へ向けて頑張っていきましょう。