育成テスト

[日能研]育成テスト 6年 2回目ー過去最高の成績!でも今後は不安?ー

喜びと不安

3年生の2月に日能研の入塾テストでギリギリ上位クラスに入ったむすこですが、今回の育成テストでは今までで一番良い結果を出すことができました。

今回は良い結果でしたが、中学受験は簡単ではありません。特に6年生は成績が上がったり下がったりする変化の波が激しい1年であると言われています。そこで、この先の1年間をどのように過ごせばいいのでしょうか?

まずは、今回の育成テストの結果から。

[日能研] 6年 育成テスト 第2回 結果

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<得点>

科目 点数 平均点
国語 121 114.5
算数 137 90.2
社会 91 87.1
理科 87 80.3
4科目合計 436 372.4

*育成テストの満点
・「国語」「算数」:各150点
・「社会」「理科」:各100点
・「4科目合計」:500点

<順位>

総合順位(Gクラス) 3,451人中 255位
男女別順位(Gクラス) 1,695人中 153位

考察

入塾してから、過去最高の順位と結果を出すことができました。

特に算数は、2問だけの不正解だったので本人も満足できる良い結果でした。一方で、他の各科目では、正答率の高い簡単な問題を間違えてしまっているため、今後の課題はこの点を改善していくことです。

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中学受験で6年生は、勝負の年

あきらめない
中学受験は、難易度が高く、合格率が低いため、受験生は小学校3年生の2月から塾や予備校に通って勉強をすることが一般的です。特に6年生になると、受験に向けての本格的な勉強が始まります。

6年生の1年間は、多くの受験生にとって勝負の年となります。

これまでの学力を確認する「模試」や、実際の入試問題を模した「過去問演習」が行われ、学力を定着させるための学習計画を立てることが重要となります。また、この1年間は、受験に向けた勉強や生活習慣改善に今まで以上に取り組み、自己管理能力を高める大切な時期となります。

6年生の1年における成績の波とその原因

波
中学受験をする6年生は、受験までの1年間でさまざまな成績の波を経験することがあります。その原因は、以下のような要因が挙げられます。

疲れやストレス

中学受験勉強は非常にハードで、長時間の学習や模試、過去問演習が続くため、疲れやストレスがたまりやすい状況にあります。そのため、成績に波が現れることがあります。

むすこも復習などで勉強の時間を増やしたため、睡眠時間が今までよりも短くなっています。このような状況下であるため、適切なケアが必要です。

学力の定着度合い

受験勉強においては、繰り返しの学習が必要であり、更に学習したことが定着しているかどうかが重要です。定着していない場合、テストで思い出せなくなり、良い成績を得ることができないため、定期的な復習が欠かせません。

たとえば、1回の模試で高得点を取ったとしても、その後しばらく学習を続けないと、次の模試で低い点数を取ることがあります。このように、短期的な成績にとらわれず、長期的な視野での学習が不可欠です。また、定着していない箇所は、何度も復習して徹底的に理解する必要があります。

勉強時間の変化

受験までの期間は1年間と比較的長いため、受験生が一貫して同じ勉強時間を確保できない場合、成績に波が出ることがあります。例えば、勉強のやる気が減退したり、病気で勉強に集中できなかったりすることがあります。

私の息子は、勉強のやる気がないときは、デスク周りの本の整理整頓を始めます。このようなときは、無理に勉強をするように注意することなく、温かい目で見守るようにしています。

受験前の緊張

入試直前の受験生は、長い期間にわたって受験勉強をしてきたため、受験に対するプレッシャーや不安感が高まります。そのため、普段得意な科目でも、入試当日には緊張や焦りからミスをしてしまうことがあります。

また、受験生自身が高いレベルを求めるようになり、目標点数に達しないと落ち込むこともあります。このようなストレスやプレッシャーが高まる状況では、普段通りの成績を出すことが難しくなることがあります。

以上のような要因から、中学受験をする6年生は成績の波を経験することがあります。受験生の親がが状況を把握し、適切な対処をすることが大切です。

6年生の1年間で成績の波を抑えるためには

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学習時間を確保すること

学習時間を確保するには、毎日一定の勉強時間を設定することが重要です。例えば、毎日決まった時間帯に勉強時間を設けるようにします。これにより、学習のリズムを保つことができ、勉強時間が乱れることによるストレスを軽減することができます。

また、学習することが定着し、成績の波がなくなるため、受験勉強において非常に重要なポイントとなります。最近、むすこもこのことを特に意識して勉強してきた結果、今回の成績につながったのではないかと思われます。

繰り返し復習をすること

学習したことが定着するためには、繰り返し復習することが必要です。特に苦手な問題は、しっかりと取り組む必要があります。定期的な復習を行うことで、学習した内容が身に付き、成績の上下が安定するようになります。

私の息子は、算数の図形問題が苦手だったため、日能研の復習と共に、図形の基礎的な問題集を繰り返し解いています。この取り組みにより、テストで以前よりも自信を持って図形の問題に取り組むことができるようになりました。

適度に休息をとること

長時間の勉強や模試、過去問演習が続くと、疲れやストレスがたまります。定期的に休息をとることで、体力と集中力を回復することができます。

我が家では、ゲームやYouTubeの利用は禁止していませんが、時間の管理には気を付けています。息子からの話では、ゲームやYouTubeが最も効果的なストレス発散方法だとのことです。

これらのアドバイスを実践することで、6年生の受験本番まで1年間、成績の波が出ずに安定した勉強を続けることができるかもしれません。

まとめ

まとめ
第一希望に合格する割合は、約30%くらいと言われています。合格を勝ち取るためには、受験生は様々な道のりを乗り越えなければなりません。そのため、6年生の1年は激動の年になります。

1年後には自分の子供が笑顔で受験を終えられるよう、6年生の1年間を乗り切っていきましょう。