日能研の5年生の「全国公開模試」も今回で9回目になりました。
5年生の「全国公開模試」は 全12回で、残すところあと3回になりました。
その5年生の「全国公開模試」が前回あたりからのテストの内容に
変化が出てきました。
さらに今回は、その変化が強くなったようです。
では、テストの内容の変化はどのようなものかというと、
結論から言うと、実際の入試に近いテストで
出題されるようになりました。
その変化の詳細を今回のテストの結果を通して
紹介いたします。
まずは、今回のテストの結果から。
5年生「全国公開模試」の9回目の結果
<偏差値>
国語 | 59.8 |
---|---|
算数 | 63.2 |
社会 | 61.7 |
理科 | 66.0 |
4科目総合 | 64.4 |
むすこは、前回とほぼ変わらない結果でした。
<得点>
国語 | 104 |
---|---|
算数 | 116 |
社会 | 71 |
理科 | 91 |
4科目総合 | 382 |
「社会」の平均点がかなり低い点数になっています。
<順位>
4科目 | 650 / 10,228人 |
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「全国公開模試」のテストの変化
テストの範囲
日能研の「全国統一模試」は、授業で学んだ範囲の2〜3ヶ月前の内容から
出題される傾向でしたが、その範囲がいままでに学んだ範囲からという広い範囲から
出題されるようになってきています。
つまり、出題される範囲がかなり広くなっています。
中間テストや期末テストのような範囲がわかっているテストではなく、
どこが出題されるかわからない、より本番のテストのような感じに
変化しています。
テストの内容
複合的な問題が出題されたり、問題の難易度も上がってきています。
4科目の平均点も低くなってきています。
ちなみに、各教科の変化は以下にになります。
「国語」: 物語文や説明文の文章が長くなっています。
難関校のテストの長さくらい文章が今回は出題されました。
「社会」: 地図と日本史ミックスした問題や、
西九州新幹線など時事ニュースと地理をミックスした問題など
総合的に読み解く力が必要な問題が出題されました。
「理科」: 算数力が必要な計算の必要な問題が多くなっています。
暗記だけの問題が少なくなっています。
「算数」: 出題内容が難しくなっています。
最初に四則演算が出題され、図形など本番のテストに近い感じです。
まとめ
最近の「全国統一模試」の内容は、本番のテストを思わせる内容に
変化してきました。
5年生のいまの時期は、まだ本番に向けて時間があるような感じがしますが、
今回の「全国統一模試」の内容を見ると、いよいよ本番に近づいているんだという
気持ちになります。
6年生では、授業時間も増えて、体力・精神的にさらに大変になってきます。
この6年生の時期は、そのような6年生の厳しい時期を乗り切るために
基礎をつくることとこころがまえをするを準備をする大切な時期になります。
テストの対策も必要ですが、6年生になっていろいろ大変にならないように
今は準備の時期であるとこどもをサポートしていこうと思います。
<参考までに>
むすこの接し方や中学受験の心構えに
令和の中学受験ー保護者のための参考書ーという本から多くのことを学んでいます。