全国公開模試

[成果]日能研 全国公開模試ー偏差値60台キープの対策方法ー

テスト

「全国公開模試」の偏差値結果に悩んでいる方は多いと思われます。私たち親子も同様に試行錯誤しながら、対策を行ってきました。その結果、通算6回受験した「全国公開模試(4年生)」で偏差値60台をキープできるようになりました。

今回は、私たちが実践してきた対策を紹介します。

日能研 4年 「全国公開模試」の結果(通算6回平均)

むすこの日能研「全国公開模試」4年の2月から6月までの6回分の「偏差値」と「点数」の結果から紹介します。

4科目偏差値(6回の平均)

科目平均偏差値
国語60
算数63
社会60
理科61
4科目63

4科目合計点数(6回の平均)

科目平均点
4科目合計391

偏差値60以上の目安の4科目合計点数

全国公開模試」の過去6回の結果から考察してみると、4科目の合計点数が「390点」くらい取れていれば「偏差値」60以上になることがわかりました。

ただし、問題の難易度によって偏差値が変わるため、確実に偏差値60以上を出すためには、4科目の合計点数を「400点」以上に目標を設定することがおすすめです。

ちなみに、「400点」は満点の点数(500点)の8割にあたる点数であるため、目標設定しやすい数字と言えます。

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全国公開模試の対策

対策

「全国公開模試」の出題範囲

「育成テスト」は、主に自塾内で実施されるテストで、限定された範囲の出題が行われます。一方、「全国公開模試」は、全国の多くの受験生が受けるテストで、より広い範囲の出題が行われます。「育成テスト」は範囲が限定されていますが、「全国公開模試」では、1〜2か月以内に学習した内容が出題されます。(*6年生の範囲はさらに広くなります。)

基本的には、これまでに授業で学習してきた範囲が出題されますが、最近学んだ内容も出題されることがあります。そのため、受験生は授業中に学習した内容をしっかりと復習し、本科テキストの見直し、栄冠への道をしっかり行うことが必要です。

また、テスト終了後の見直しがもっとも重要で、模試で出題された内容を確認し、不足している知識やスキルを補完することで、受験対策を行うことができます。

各教科の勉強法

「算数」

「本科テキスト」と「栄冠への道」の復習を、ここ1〜2ヶ月で学んだ範囲を一通り復習してください。

余談ですが、以前、日能研の面談で、"中学受験では算数の成績が合否を分ける科目であるのにもかかわらず、苦手な子が多い"ということを聞きました。

中学受験を始める前に、そろばんなど算数関連の勉強をしておくと、苦手意識がなくなるのでおすすめです。ちなみに、私の息子は小学校1年生からそろばんを習っているため、数字に苦手意識がなく、算数の勉強は楽しいようです。

また、「考える力が身につく! 好きになる 算数なるほど大図鑑」は、多くのメディアで高い評価を受けており、小学校低学年にはおすすめの一冊です。本書を読むことで算数が楽しくなります。身近な例を使っている解説が分かりやすく、また、イラストや写真を使って表現しているため、視覚的にもわかりやすく、子どもたちを飽きさせることなく読み進めることができます。ぜひ一度手に取ってみてください。

「国語」

漢字や語句は点数を獲得しやすいため、本科テキストの"「読み」・「書く」ツール"の語句を復習し、「計算と漢字」テキストに含まれる漢字については、音読みと訓読みの両方をできるように復習することが望ましいです。

論説文や物語文で、時代背景や相関関係、意味などを理解せずに問題を解くことが多いため、こどもにはどんな内容だったかをヒアリングすることをおすすめします。そうすることで、こどもの読解力を知ることができます。

「社会」「理科」

ここ1〜2ヶ月で学んだ範囲を、本科テキストを一通り復習すること。また、長い文章の問題が出題されることがあるため、解答するためには国語と同様に文章の読解力が必要です。

日能研の先生から、社会と理科の点数をアップするためには、国語の読解力を意識して勉強することが重要だと指導を受けました。

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まとめ

まとめ
「全国公開模試」の勉強の方法が当初は、どうすればよいのかわからず苦労しました。基本的には、学習した内容が出題されるので復習をきちんと行っていればある程度の点数は獲得出来ることがわかり安心しました。

しかし、さらにここ1〜2ヶ月の間に学んだ内容を加えて復習することで点数がアップします。

このように、学習した内容を定期的に復習することが大切です。また、模試の結果を振り返り、自分の苦手な分野を特定し、それを重点的に学習することも効果的です。

紹介した「全国公開模試」の対策が、すべてではありませんが、偏差値60台をキープしてきた学習法になりますので、参考にしてみてください。