日能研の5年生は、12月は、毎週のようにテスト三昧です。
早いもので今年最後のテスト、「育成テスト」が行われました。
前の記事でも紹介したように、5年生のこの時期は、勉強の難度やスピードが上がってきたのでテストの点数が大幅に上がることはほとんどありません。
そんな中で、点数を上げていくことはできないのでしょうか?
結論から言うと、1つだけ改善する方法があります。
「ケアレスミスをなくす」ことです。
今回は、この「ケアレスミスをなくす」方法を、むすこの体験を通して紹介します。
まずは、今回の「育成テスト」結果から。
[日能研] 5年 育成テスト 第18回 結果
<得点>
科目 | 点数 | 平均点 |
国語 | 97 | 95.4 |
算数 | 109 | 96.6 |
社会 | 86 | 76.8 |
理科 | 91 | 70.5 |
4科目合計 | 383 | 339.3 |
*育成テストの満点
・「国語」「算数」:各150点
・「社会」「理科」:各100点
・「4科目合計」:500点
<順位>
総合順位(Gクラス) | 3,484人中 | 675位 |
男女別順位(Gクラス) | 1,691人中 | 388位 |
考察
今回は、「国語」と「算数」が全体期にむずかしかったようです。
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ケアレスミスをなくす方法
テストで見直しをする
5年生の12月になると、塾のテストにも慣れてきて、緊張感がなくなってきます。
この油断で、「漢字の書き違え」、「問題の読み違い」など、基本的なことを
間違えてしまうことがあります。
むすこの例ですが、なんでこの問題を間違えたのかと頭を抱えていることがよくあります。
しかも、テストで見直しの時間は十分にありました。
こどもに多少の緊張感を持ってテストさせることは難しいので、
テスト中で見直しをしっかり行うようにこどもに促すことをしてください。
10点くらい点数(もしくはそれ以上)が変わってくる可能性があります。
空白をなくす
記述の問題で、わからないと空白のままのしていることはないでしょうか?
記述をすることで、点数を何点かもらえる可能性があります。
本番のテストでは、1点や2点の差で合否の結果が変わります。
そういった粘りや努力をするクセを付けていくことが合格の可能性を
上げていくことになります。
こどものケアをする
もうすぐで6年生になるこの時期は、いよいよ本番に近づいているんだという緊張感や、勉強に対するモチベーションの維持などでこどもケアが必要です。
この時期は、中学受験では「魔のこの時期」で、ひどい場合は、受験をやめてしまうケースもあるようです。
むすこも、寝つきが悪く、落ち着きがなくなってきたなど普段とは違う様子が出てきました。
原因は、成績がなかなか伸びてこないこというフラストレーションからくるものでした。
むすこと同様にこの時期になんらかの変化が出てくることがありますので、よりこどものケアをしてあげてください。
ケアに関しては、勇者たちの中学受験~わが子が本気になったとき、私の目が覚めたときの本が、気づき多く、すごく参考になりました。
中学受験をする子の親であれば、是非、読んでもらいたい本です。
まとめ
中学受験をする5年生の冬休みは、ほとんど勉強の日々になります。
本番をむかえる6年生に近づくこの時期は、こどもにいろいろとプレッシャーがかかってきます。
そのプレッシャーを和らげてあげるのが、親の役目です。一緒にこの大変な時期を乗り越えていましょう。