12月になって、日能研のテストで5年生の私のむすこは、
勉強しているのにもかかわらず結果が出なくてどうしたらよいのか
戸惑っている様子が見受けられます。
むすこと同様に、最近テストで「なかなか成績が上がらない」とか
「勉強法がわからない」とかみなさんのお子さんが言っていることはないでしょうか?
先日、5年生の17回目の日能研の「育成テスト」が12月10日(土)に行われました。
迷いの中で臨んだ今回の「育成テスト」ですが、むすこの結果とむすこを例に
今後取り組まなければいけない改善点などを今回は紹介いたします。
まずは、今回の「育成テスト」の結果から。
[日能研] 5年 育成テスト 第17回 結果
<得点>
科目 | 点数 | 平均点 |
国語 | 113 | 97.4 |
算数 | 104 | 72.2 |
社会 | 82 | 76.2 |
理科 | 67 | 76.8 |
4科目合計 | 366 | 332.8 |
*育成テストの満点
・「国語」「算数」:各150点
・「社会」「理科」:各100点
・「4科目合計」:500点
<順位>
総合順位(Gクラス) | 3,514人中 | 871位 |
男女別順位(Gクラス) | 1,707人中 | 511位 |
<考察>
「国語」、「算数」、「2科目合計」、「4科目合計」の平均点数が、
5年生の「育成テスト」で一番低い点数でした。
「国語」が、いつも出題される「物語文」や「説明文」がなくて、
今回は、「詩」の問題が出題されていました。
このようにいつもと違う形式の問題が出題されると、あせってしまい、
力を出せなかったお子さんもいるのではいでしょうか?
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今後のテストで取り組むべきこと
授業のスピードの変化に対応する
多くのお子さんは、中学受験の勉強を4年生からスタートしています。
大手進学塾の「サピックス」や「早稲田アカデミー」と比べると、
「日能研」は、授業のスピードがゆっくりしています。
ところが、そのゆっくりしていた授業のスピードが5年生の11月あたりからペースが
早くなってきます。
このいきなりペースが上がってきたことことに対して
従来の復習するペースでは対応できないためにテストの点数が
上がってこないことが考えられます。
この授業のスピードの変化を認識して対応していく必要があります。
テストの出題内容の変化の認識
「日本史」を例に挙げると、
「794年に都を移した天皇は?』という1問1答のような問題から
「なぜ、遷都する必要があったのか?」理由を答えなければいけないような
因果関係まで説明しなければいけない問題が出題されるようになってきました。
他の教科も同様で、実際の入試問題に出題されるような
複合形式の問題が出題れるようになり、テストの内容が難しくなってきました。
それに対応するには、因果関係までしっかりと理解する必要があります。
1回復習しただけでは、理解できないので、何度も復習していかなけばなりません。
こどものケア
今回のテストの平均点がいままでの中で一番低なったように
内容が難しくなってきたので、点数も上がりにくくなっています。
そのような中で、むすこが、なかなか成績が伸びないので、
「勉強方法が間違っているのではないか?」と私に言ってきました。
むすこがかなり苦悩しているようなので、
「最近のテストは、難しくなってるので、点数が上げにくくなっているよ」と
伝えたところ、少し安心したようです。
むすこと同じようにどうしていいのかわかからなくなってきているお子さんが
いるかもしれません。
是非、いつも以上にお子さんのケアをしてください。
努力は、結果に結びつく
日能研では、テストの結果で席の並びが変わります。
点数が良い方から前の席になります。
[日能研]テストの結果で席順って変わるの?ー競争は始まってますー
むすこの場合、4年生の時は、ほとんどテストで席順が前の席でした。
ところが、5年生のここ最近は、2列目、3列目の席になったりします。
その中で、ある友達の1人がほとんど前の席をキープしています。
その友達は、4年生では、後ろの席だったのに、5年生になって席順が上がってきました。
むすこがその友達に成績が上がった理由を聞いたところ、
「復習を毎日しっかりおこなっている」とのことでした。
むすこは、その友達が自分より勉強をしているのを聞いて、「努力に負けた」と
思ったそうです。
今後は、その友達と同じように復習を取り組んでいきたいと
言っていました。
<参考までに>
むすこの接し方や中学受験の心構えに
令和の中学受験ー保護者のための参考書ーという本から多くのことを学んでいます。
まとめ
テストの内容が難しくなって勉強法など困っているお子さんがこの時期は
多くなっているのではないかと説明しました。
そのことが、不安や焦りなどプレッシャーに押しつぶされてしまうお子さんが
いるかもしれません。
5年生のこの時期は、いろいろな意味で大変な時期になりますので
今まで以上にお子さんに寄り添って、ケアをしてあげてください。