育成テスト

[日能研]育成テスト5年 16回目 ー日本史の暗記に苦戦中ー

日本史

日能研では、2週間ごとに学習した内容が身についているかどうかテスト(育成テスト) が行われます。

5年生のむすこがここ最近(11月)この「育成テスト」で「社会」の点数が
伸び悩んでいますが、むすこと同様に「社会」の点数が伸び悩んでいるなど
同じような悩みがあるお子さんがいるのではないでしょうか?

結論から言うと、その原因は、「日本史」です。

なぜ、「日本史」が原因で「育成テスト」の「社会」の点を下げているのか、
むすこの経験を通してその理由を紹介したいと思います。

まずは、今回の「育成テスト」の結果から。

[日能研] 5年 育成テスト 第16回 結果

結果

<得点>

科目 点数 平均点
国語 114 107.6
算数 113 100.3
社会 75 77.8
理科 79 80.1
4科目合計 381 365.9

*育成テストの満点
・「国語」「算数」:各150点
・「社会」「理科」:各100点
・「4科目合計」:500点

「社会」「理科」が平均点を下回ってしまいました。

<順位>

総合順位(Gクラス) 3,586人中 1,306位
男女別順位(Gクラス) 1,742人中 716位

前回と同じくらいの順位でした。

考察

復習の時間配分の調整がうまくできなかったようで、「社会」と「理科」に
その影響が反映されてしまったようです。

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「社会」の点数が下がってしまった理由

理由

「日本史」のスピードが早い

むすこに「日本史」の授業の内容を聞いてみたところ、
幕末を除く江戸時代が2回の授業で終わったとのことでした。

「日能研」でしっかりと考察されたカリキュラムで構成されているのは
承知しているのですが、「育成テスト」までに覚えるのには、
なかなかのボリュームがあります。

「育成テスト」までの復習する時間が不足してしまうので、
覚えきれなくてテストに臨んでしまう状態になりがちです。

人名が覚えられない

「日本史」では、多くの「人名」を覚えなければいけないのですが、
むすこの場合、「人名」の暗記に苦労しています。
知り合いでもなく、興味もない「人の名前」は、記憶に定着しないようです。

人物名は漢字の読み方が難しかったり、似たような名前も多くので、
むすこは比較的記憶力が良いのですが、なかなか頭に入ってこないようです。

こどには理解しにくい繰り広げられる人間模様

歴史は、覇権を争い、それにまつわる人間模様が多くの事件になっています。
中学生くらいになれば、そういった人間のしがらみが引き起こしていることがらは
理解や興味が出てくると思われますが、小学生では、そういったことを
理解するにはむずかしいのかなと思われます。

もちろん、歴史好きの小学生もいると思いますが、多くの小学生は、
ゲームの方に興味があるのではないでしょうか?

「日本史」の勉強の対策は?

対策

時間をかけて覚える

大学受験でも出題されるような問題もあるので、簡単に覚えられないのは当たり前です。
繰り返し学習することで覚えていきましょう。

こどもにプレッシャーをあまりかけないようにしましょう。

時代背景をとらえる

時代背景をとらえると理解も深まります。
歴史まんが等を上手に活用して理解を深めていきましょう。

むすこは、よくわからなかったところを
角川まんが学習シリーズ 日本の歴史を活用して理解を深めています。
やはり、活字よりもまんがの方がわかりやすいようです。

まとめ

「日能研」では、繰り返し学習することで、記憶に定着させる
カリキュラムになっていますが、「日本史」は、まさにその典型です。

「育成テスト」の「社会」の点数が上がってこないこない理由は、
この「日本史」によるところが大きいと予想されます。

「育成テスト」で結果が良くなかったとしても、繰り返し学習することで
知識として身につくので問題ありません。