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[中学受験] 読書で国語の成績アップ!ー志望校の合格も夢じゃないー

読書 成績アップ?

子どもの国語の成績がイマイチで

「何かいい参考書はないか?」

「効果的な勉強法は?」

などネットをチェックしたり、塾の先生に聞いたりなど試行錯誤している方が多いのではないでしょうか?

実はあることをすることで国語の成績が上がる可能性があります。

それは、「読書」です。

実際に私の子どもは、「読書」をすることで、5年生から国語の成績が上がり、日能研偏差値65以上の中学校に合格しました。

ところが、子どもに「読書」を習慣化させるにはいくつかのコツがあります。

今回は、子どもに「読書」を習慣化させる方法となぜ「読書」によって国語の成績がアップするのかについて伝えていきたいと思います。

読書を習慣化させるコツ

読書習慣化

親が読書を楽しむ姿を見せることが、子どもの読書習慣の第一歩

「うちの子、本を読むのが苦手で・・・、読書させたいんだけど、どうすればいいの?」

これは、多くの親が抱える悩みです。文章を読むことが苦手な子どもに無理やり読書を強制すると、さらに苦手意識が強くなってしまう可能性があります。

そこで大切なのは、まず子どもに本に興味を持たせることです。

では、どうすれば子どもに本に興味を持たせることができるのでしょうか?

その答えは、親が子どもの前で読書をする姿を見せることです。

子どもは親の行動をよく見ています。親が楽しそうに読書をしている姿を見れば、「自分も読んでみたい」という気持ちになるものです。

また、親が日常的に読書をしている姿を見ることで、子どもは「読書は生活の一部」であることを自然と認識するようになります。

そして、親が楽しそうに読書をしている姿を見ることで、子どもは、本に興味を持ち始めるのです。

子どもが読書習慣を身につけるためには、ぜひ子どもの前で読書をする姿を見せてあげてください。

読書の楽しさを知るきっかけ!本屋で子どもの読書の意欲を育もう!

本屋でいろいろな本に触れたり、子ども自身が読みたい本を選んだりすることで、読書へのモチベーション高めることができます。

また、自分で選んだ本を読むことで、「達成感」「満足感」を得ることができ、また本を読みたい気持ちにつながります。

本を選ぶ際には、子どもの意見を尊重することが大切です。

親の好みや期待を押し付けず、子どもが本当に読みたい本を選ばせてあげましょう。

このように、本屋に連れて行き、子ども自身が読みたい本を選ばせることは、子どもの読書への意欲を高め、読書習慣を身につけるために効果的な方法です。

子どもの読書意欲を高める!親子で同じ本を読むメリット

親子で同じ本を読むことは、子どもにとって読書への興味と読解力を高める効果があります。

親子で感想を共有することで読書を楽しむ

親と子が同じ本を読んだ後、感想を共有することは、子どもにとって読書の楽しさを実感する絶好の機会です。親が子どもの感想に共感し、共感しながら話を聞くことで、子どもは読書への意欲を高め、さらに読書を楽しもうとするようになります。

子どもの理解度を把握!読書感想から読解力を知る

親は、子どもの感想を聞くことで、子どもが文章をどのように理解しているかを把握することができます。子どもの感想から、文章の内容を理解しているか、登場人物の気持ちに共感しているか、自分の考えを持っているかなどを知ることができます。

親子で同じ本を読むことは、親にとっても子どもにとっても、読書をより豊かな体験にすることができます。ぜひ、親子で読書を楽しんでください。

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読書で成績アップ!効果があるメリットは?

成績アップ

文章を読むスピードが速くなり、テストの点数がアップ

読書を継続すると文章を読むスピードが上がり、テストの問題に取り組む時間が多くなるメリットがあります。

また、文章全体の流れを把握する力がつき、重要な情報を素早く見つけ出すことができるようになります。その結果、テストの成績が向上します。

語彙力が身に付き、読解力がアップ

読書をすることで、自然と語彙力が増えて、読解力向上につながります。
また、読書を継続していると、知らない言葉に出くわしても、推測しながら読むことができるようになります。
テストの問題でわからない事柄があっても、読書で培った考察力で対応できるようになります。

国語だけじゃない!読書で算数、理科、社会の成績もアップ

読書によって得られた読解力は、中学受験の国語対策だけでなく、他の科目にも役に立ちます。国語以外の算数、理科、社会の科目でも、文章を読み解く問題が出題されます。

読解力は全ての科目で必要なことなので、読書をすることでこの力を養いましょう!

読書初心者でも大丈夫! ページをめくる手が止まらないおすすめの本ー5選ー

おすすめ5選

きみの話を聞かせてくれよ・村上雅郁

中学受験で多くの学校で出題されている「きみの話を聞かせてくれよ」は、思春期の中学生が抱える様々な悩みや葛藤を、7つの短編を通して丁寧に描いた作品です。主人公たちの成長を通して、友情、家族愛、そして自分自身への理解を深めることができます。

中学受験で頻出のテーマを扱っており、読解問題や作文の題材としても最適です。物語を楽しみながら、自然と読解力や思考力を高めることができます。

この夏の星を見る・辻村深月

コロナという壁にぶつかりながらも、夢に向かって輝く高校生たちの姿を描いた感動作品です。

茨城県立砂浦第三高校天文部員・真宙と、東京の私立高校に通う吹奏楽部員・亜紗。2人の少女の視点から、コロナ渦という困難な状況下で夢を追いかける姿が丁寧に描かれています。

「この夏の星を見る・辻村深月」は、中学受験の読解力に必要な物語のテーマについて深く考え、自分の意見をまとめる記述力も養えます。

蜘蛛の糸・杜子春・トロッコ 他十七篇・芥川龍之介

「蜘蛛の糸・杜子春・トロッコ 他十七篇」は、芥川龍之介の代表的な短編小説を収録した作品集です。収録作品はどれも短時間で読みやすく、初めて芥川作品に触れる方にもおすすめです。

表題作「蜘蛛の糸」は、地獄に堕ちた男が、唯一の善行によって救済の糸を差し伸べられる物語です。短い作品ながら、人間の業や救済について深く考えさせられます。

芥川龍之介の「蜘蛛の糸・杜子春・トロッコ 他十七篇」を近代日本文学の入門編としておすすめです。

ねらわれた星 (ショートショートセレクション 1)・星新一

SF小説の巨匠、星新一の代表作を収録した短編集「ねらわれた星 (ショートショートセレクション 1)」は、短編で読みやすく、子どもから大人まで楽しめる作品です。

「ねらわれた星」や、その他にも、「ボッコちゃん」や、「気前のいい家」など、星新一ワールドを存分に味わえる19編が収録されています。

難しい科学用語はほとんど使われていないので、SF初心者でも安心して読むことができます。また、短編なので、勉強のスキマ時間に気軽に読めるのが魅力です。

余命3000文字・村崎 羯諦

短編で読みやすい「余命3000文字」は、5分程度で読めるショートショート小説集です。しかし、短い中に深い感動が詰まっています。

小説投稿サイト「小説家になろう」の年間純文学【文芸】ランキング・第1位獲得した作品です。

1つの作品の文章が短いので、読書の入門編としておすすめです。

まとめ

まとめ
むすこは読書をすることで国語の成績が著しく向上しました。

言語表現の豊かさや文法の理解が深まり、その結果、国語のテストで高得点を獲得するようになりました。また、国語の成績が全体(4科目)の点数を大きく押し上げる要因となりました。

読書によって文章を素早く読むスキルが向上し、問題を解く時間が余裕を持って取れるようになりました。そのため、彼のテストのパフォーマンスが向上し、自信もついてきました。

お子さんにはぜひ読書をする機会を与えてあげてください。新しい世界や様々な知識に触れることで、彼らの学習能力や想像力が育まれます。そして、それが志望校の合格への成功につながる可能性があります。