中学受験まであと1週間。
受験生の子供はもちろんのこと、親にとっても緊張や不安の中で過ごす時期となります。
「この本番までのこの1週間の期間は、何をすればいいの?」
こういった疑問を持つ保護者の方が多いのではないでしょうか?
実際、私もその一人でしたが、塾の先生や参考書のアドバイスによって、この時期を有意義に過ごすことができました。
今回は、実際にこの時期に取り組んだ勉強や子供のケアなどを紹介していきます。
本番1週間前の勉強法
過去問中心の勉強でイメージトレーニング
間違えた問題を解説を見ながら理解を深める
単に答えを合わせるだけでなく、なぜ間違えたのか、どのように解けば正解にたどり着けるのかを徹底的に分析します。
一度終了した過去問を繰り返し勉強する
一度解いた問題であっても、時間をおいて再度解くことで、記憶の定着を促し、弱点を克服することができます。
本番当日と同じスケジュール(時間割)で過去問を解く
本番と同じ時間帯に、同じ時間配分で行うことで、集中力と時間管理能力を高めることができます。
暗記中心の社会・理科の復習で点数アップをねらう
社会・理科は暗記科目なので、短期間で効率的な復習で点数を上げることができます。
様々な学習法が存在しますが、むすこの場合は日能研の「メモリーチェック」を活用して、全体的な復習をしました。
中学受験まで残りわずかの1週間でも、社会・理科は暗記科目なので、この時期に復習することで点数を上げる可能性があります。
3日前には新しい過去問はやめる
中学受験本番まであと3日の期間は、新しい過去問を始めるのではなく、これまで解いた過去問を復習することに集中しましょう。
理由は、新たに過去問に取り組んで、ミスをしたり、合格最低点に達しなかった場合、不安になります。
むしろ、これまで解いた過去問をもう一度解き、間違えた問題を重点的に復習することをしたほうが、自信を持つことができるのと心の安定が図れます。
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本番に向けての体調管理
就寝時間・起床時間を調整する
中学受験本番まであと3日。脳のパフォーマンスを最大限に発揮するために、就寝時間と起床時間を調整しましょう。
- 脳は睡眠中に記憶を整理し、学習を定着させる
- 睡眠不足は集中力や記憶力低下、判断力低下を引き起こす
- 脳をベストな状態にするために十分な睡眠と適切な起床時間が必要
具体的に行動すべきことは以下になります。
- 寝る前にスマホやタブレット端末を見ないなど、睡眠環境を整える
- 朝食はしっかりと食べ、脳にエネルギーを補給する
- テスト当日の起床時間に合わせて、1週間前から就寝時間と起床時間を徐々に調整する
睡眠時間を確保し、適切な起床時間にすることで、脳のパフォーマンスを最大限に発揮し、合格への可能性を高めることができます。
プレッシャーをかけているかもしれない?
プレッシャーが与える影響
ストレスは集中力を低下させる
プレッシャーはストレスとなり、集中力を低下させてしまいます。せっかく勉強してきたことも、本番で活かせなくなる可能性があります。
自信を失わせる
プレッシャーをかけられると、子どもは「自分はできない」と自信を失ってしまいます。自信喪失は、さらに集中力低下や意欲低下につながります。
親子関係が悪化する
プレッシャーをかけ続けると、子どもは親に対して反抗的になったり、距離を置いてしまうことがあります。親子関係が悪化すれば、子どもの精神的な負担がさらに大きくなります。
プレッシャーをかけないようするには
子どもを否定しない
「もっと勉強しなさい!」ではなく、「今まで頑張ってきたね」と声をかけましょう。
子どもの話を聞いてあげる
不安や緊張を聞いてあげることで、子どもは気持ちが楽になります。
一緒にリラックスできる時間を作る
一緒にテレビを見たり、音楽を聴いたり、子どもがリラックスできる時間を作りましょう。
中学受験本番の直前は、子どもが不安と緊張に包まれる時期です。
励ます気持ちで「頑張ってね!」と声をかけがちですが、逆効果になることも。
大切なのは、子どもを信じ、リラックスできる環境を整えることです。
まとめ
中学受験まであと1週間。子どもも親も、緊張や不安でいっぱいになる時期です。しかし、焦ったり追い込みすぎたりは逆効果。この1週間は、これまで積み重ねてきた力を信じて、心身ともにベストな状態を整えることが大切です。
中学受験は子どもにとって大きな節目です。これまで努力してきたことを信じて、親子で協力して乗り越えましょう。
中学受験本番直前のお子さんの心の動きがわかる本を2冊ご紹介します。中学受験をするお子さんをお持ちの保護者のみなさんへ、必見です!