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[中学受験] 日能研の良い評判と悪い評判ーどちらが本当?ー

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中学受験の大手進学塾である日能研の情報を調べた際、良い評価の反面、「ひどい塾だ」「成績が上がらない」といった悪い評判を目にすることがあります。

しかし、実際のところはどうなのでしょうか。

私自身が子供を日能研に通わせており、授業内容や雰囲気、そして成績の伸びについて、親として実際に見てきたことをお伝えしたいと思います。

口コミで日能研がひどいと言われる理由

日能研は受験に向けた学習塾として有名ですが、一方で「日能研はひどい」という声も耳にします。そこで、日能研が批判される理由について考えてみましょう。

授業のスピードとフォロー不足の問題点

4年生や5年生では、他の大手進学塾と比べて緩やかだった授業のスピードが、6年生になると急にスピードが速くなってしまうため、ついていけない生徒もいるようです。

また、成績が上がらずに苦戦する生徒も多く、フォローがしっかりされていないとのコメントを目にします。

親のフォロー問題

中学受験においては、塾に通うだけではなく、家庭でも継続的な学習が必要となります。
しかしながら、親が仕事をしている場合、子どもたちに適切なフォローを行うことが難しい場合があります。

日能研に通う生徒の保護者の中には、家庭でのフォローが多く必要であると不満に感じている人がいるようです。

日能研の多数の特別講座による費用負担に不満

日能研は多数の特別講座を用意しており、そのために費用がかさんでしまうことが指摘されています。

多くの生徒が受講するため、差がつかないように特別講座に受講する必要があるため、負担が大きいと感じる意見が多くあります。

先生のフォロー不足で転塾検討者も

日能研の校舎には、先生の質に差があるとの声が聞かれます。優秀な先生がいる校舎もあれば、子供たちへのサポートが不十分な先生がいる校舎もあるようです。

そのため、中には別の塾に変えたという人もいます。

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口コミで日能研が良いと言われる理由

広い幅の学力の生徒を受け入れている

中学受験を目指す生徒たちの中で、日能研とサピックスや早稲田アカデミーなどの進学塾が人気を集めています。特に日能研は、広い幅の学力の生徒たちの受け皿としての役割を果たしています。

一方、サピックスや早稲田アカデミーは、難関校合格者を多く輩出していることで知られ、高い授業内容が評価されています。

日能研は、生徒の学力にバラつきがある場合にも対応できるよう、他の塾に比べてスピードを抑えたカリキュラムを採用しています。これにより、生徒たちはゆっくりと理解を深めることで、授業内容を充分に理解することができます。

他の大手塾より費用が安い

日能研は、サピックスや早稲田アカデミーなどの大手進学塾と比較して、比較的料金が安いことが知られています。このことが、教育に多く費用をかけられない保護者の方々から支持を受ける理由の一つとなっています。

ただし、費用が安いからといって、授業内容に問題があるわけではありません。日能研は、授業の質にも力を入れており、生徒一人ひとりに合った指導を行うことで、高い成果を上げています。

私が実感している日能研のメリット・デメリット

メリット・デメリット

メリット

先生のフォローがよい・相談しやすい

子供たちが学ぶ上で、先生のフォローは非常に重要です。私の息子が通う日能研の校舎では、先生が彼の理解度に合わせてフォローをしてくれるため、息子はスムーズに学習を進めることができています。

また、先生は私たち親に対しても親身になって相談に乗ってくれるため、家庭学習の進め方や子供との接し方について、先生からのアドバイスは私たち親子にとって大きな支えとなっています。

日能研のサイト・MY NICHINOKENが復習や有効

日能研のサイトやMY NICHINOKENは、復習や情報収集にとても役立ちます。例えば、日能研のサイトでは、各学年や教科ごとに学習内容が細かく分かれており、教材に加えて、授業で使用された教材の解説や補足情報も掲載されています。

また、MY NICHINOKENでは、生徒の学習進捗状況や過去のテスト結果なども確認することができます。これらの機能を活用することで、自宅で復習をすることができたり、生徒自身が学習の進捗状況を確認することができるため、学習効果を高めることができます。

常に最新の情報が更新されているため、生徒や保護者が必要な情報を簡単に収集することができます。日能研を利用することで、より効率的かつ効果的な学習を実現することができます。

デメリット

特別講座が多い

口コミなどでよく見かける意見と同じですが、私も日能研の特別講座が多すぎると感じています。全ての講座を受講すると費用もかかりますし、スケジュールの調整が難しいです。特に6年生になるとスケジュールがとても忙しくなり、特別講座の時間を取り込むのが大変です。

また、他の生徒と差をつけられる恐れから、無理をして全ての講座を受講してしまうこともあります。しかし、子どもそれぞれに必要な講座は異なるため、全ての講座を受講する必要はありません。私自身、むすこに5年生の日特(後期)を受講させなかったこともあります。

大切なのは、子ども自身が受講する必要性を感じ、興味を持って取り組める講座を選ぶことです。

難関校の合格者が他の塾より少ない

日能研は、中堅校から上位校・難関校あたりの生徒を対象に、幅広いレベルの生徒が学ぶことができる塾です。ただし、開成中学や筑波大附属駒場などの最難関校・難関校を目指すレベルの生徒にとっては、サピックスの方が適しているかもしれません。

もちろん、日能研でもそういった学校の合格者を輩出していますが、授業内容が物足りないと感じることがあるかもしれません。中堅校から上位校・難関校を検討している場合は、日能研のカリキュラムが適していると言えます。

まとめ

日能研には様々な意見がありますが、私たち家族は日能研のサポートに非常に満足しています。

今回は、私自身が子供を日能研に通わせている親として、日能研について紹介しましたが、これはあくまでも私の個人的な見解です。皆様の参考になれば幸いです。