夏休み直前に日能研では、10回目の「育成テスト」が行われました。
5年生のこの時期は、1点でも多く、成績を上げようと
日々頑張っているのはないでしょうか?
ところが、この時期には、自分の偏差値などの学力が平均化してきて
極端に点数を上げにくい時期になっています。
点数の割合が高い「算数」と「国語」のこの2科目次第で結果が大きく変わってくるので、
この2科目の結果が良ければ、必然的に結果がよくなる傾向がありますが、
むすこの場合、同時にこの2科目が良かった記憶がありません。
結果、いつもの4科目の平均の点数の結果で落ち着くことがほとんとです。
最近は、このパターンの繰り返しで、なかなか良い結果が出ないので
気持ちを切り替えて、「ミスをなくして点数の減点を無くそう」と
今回の「育成テスト」を臨んだようです。
気持ちを切り替えて臨んだ今回の「育成テスト」の結果がどのようになったのか
紹介します。
[日能研] 5年 育成テスト 第10回 結果
<得点>
科目 | 点数 | 評価 |
国語 | 111 | 6 |
算数 | 121 | 8 |
社会 | 92 | 7 |
理科 | 88 | 8 |
4科目合計 | 412 | 7 |
*育成テストの満点
・「国語」「算数」:各150点
・「社会」「理科」:各100点
・「4科目合計」:500点
最低基準の4科目の合計点数が400点に到達しなかった前回から、
400点以上に返り咲きです。
<参考までに>
むすこの接し方や中学受験の心構えに
令和の中学受験ー保護者のための参考書ーという本から多くのことを学んでいます。
<順位>
総合順位(Gクラス) | 3,391人中 | 687位 |
男女別順位(Gクラス) | 1,629人中 | 391位 |
前回より点数もアップしたので、順位もアップです。
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今回の育成テストの取り組み
単純ミスをなくす
むすこは、せっかちなところがあり、「算数」の正答率が高い問題を
不正解になることがあります。
ひどい時は、「算数」で3問も不正解している時がありました。
せっかちなので、分数の途中の式で、分母と分子を間違えて
計算したり、自分でも読めないような数字で記入して、
自分でも読み違えて計算して間違ったりなどしたりします。
最近は、自分でもこの単純ミスがさすがにまずいと
思っているようで、今回の「育成テスト」でより意識して
取り組んだようです。
結果、「算数」では、単純ミスがなくなったのですが、
「国語」の漢字の問題でやらかしてしまいました。
答えの記入を間違えたととのことです。
それでも、いつもより特別に注意をして取り組んだので、
いままでと比べると改善が見られました。
これからも、「単純ミス防止キャンペーン」を継続を
むすこにはしてもらいたいものです。
「国語」の読解力の向上が必要
今回の「国語」の平均点数よりむすこの点数は、少し下回っていました。
今回の「国語」の文章問題を確認してみると、
方言や江戸時代が舞台になっている文章問題が出ていました。
もちろん、注釈を見れば内容は理解できるのですが、
歴史などをまだ習っていないむすこにとって、江戸時代が舞台になっている
内容がいまいち理解できなかったようです。
今後も同様に時代背景など理解が難しい問題が出題されるので
これに対応しないといけません。
では、どのように対応すればよいのでしょうか?
まずは、文章に慣れることが重要なので、読書をすることです。
むすこは、以前はいまより文章問題が苦手で、「国語」が苦手でしたが、
好きなジャンルの本で文章に慣れていくことをしてきた結果、
以前より全体的に「国語」の点数がアップしました。
今後は、これ以上の文章の理解力が必要になるので、
引き続き読書の継続とテストの振り返りの継続をしています。
さらに加える点は、テストの振り返りの時に
物語文などの文章問題の内容を要約を実施して、
読解力の強化をしていきます。
まとめ
テストの問題の内容がむずかしくなってきて、
点数が簡単にはアップ出来ない時期になりました。
逆転の発想で、減点をなくすことを今回は、紹介しましたが、
それだけではレベルアップは出来ません。
はやり、レベルアップするためには、弱点をを克服しなければなりません。
これから夏休みを迎えて、受験勉強に多くの時間を費やすことに
なります。
ここで重要なのが、課題を持って取り組むことではないでしょうか?
夏休みを迎える前にお子さんと話し合って、
克服すべき課題を洗い出し、夏休みに取り組むことをしてはいかがでしょうか?