思考力育成テスト

[日能研]思考力育成テスト 5年 3回目 他のテストと何が違うのか?

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日能研の5年生の「思考力育成テスト」も3回目。
「思考力育成テスト」は、毎回、テーマに沿って問題が
作られていますが、今回のテーマは、「具体と抽象」。

3回目になると、「思考力育成テスト」の
むすこの経験を通して、どのようなテストなのかわかってきました。

今回は、「思考力育成テスト」の内容をいままでより少し深掘りして、
紹介していきます。

まずは、今回(3回目)の結果から。

「思考力育成テスト」5年生・3回目の結果

テスト

<点数>

科目 点数 平均点
国語 108 97.6
算数 99 80.3
社会 76 70.7
理科 76 68.5
4科目合計 359 318

*思考力育成テスト:満点
・「国語」「算数」:各150点
・「社会」「理科」:各100点
・「4科目合計」:500点

<参考までに>
むすこの接し方や中学受験の心構えに
令和の中学受験ー保護者のための参考書ーという本から多くのことを学んでいます。

<順位>

総合順位(Gクラス) 2,889人中 608位
男女別順位(Gクラス) 1,436人中 366位

今回の「思考力育成テスト」の考察

今回は、「具体と抽象」のテーマのテストでした。
文字通り各教科で「抽象的なもの」から「具体的に答える」問題が
多く出題されていました。

ちゃんと理解しないであいまいに覚えているあやしい部分が
今回のテストでは、浮き彫りになった感じです。

不正解のところは、自分の弱点になるので、
このテストの意義は、そこにあるように感じました。

この不正解をそのままにしておくのはもったいので
復習(正答率が高いものを不正解しているもの)を
することをおすすめします。

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わかってきた「思考力育成テスト」のテストの傾向

分析

範囲が広い

いままで習ってきたところ全般に問題が出題されています。
また、本番のテストに出てくるような思考をフル回転させないと
正解に導けない問題出題されています。

こどもがこのテストで思考力を駆使して、正解することができたら、
褒めてあげてください。
きっとこれからの学習のモチベーションがアップすると思います。

ほかのテストより難しい

日能研のテストの難易度は、
「育成テスト」<「全国統一模試」<「思考力育成テスト」です。

ちなみに、テストの点数に関してですが、
「育成テスト」と 同じ「育成」という文字が使用されていますが、
「育成テスト」の総合点数より、「思考力育成テスト」の総合点数は、
むすこの場合ですが、20点前後も低くなっています。

あきらかに「思考力育成テスト」のほうが
「育成テスト」より難しくなっています。

応用力が求められる入試問題のような問題が出題

一問一答のような単純に答えを求める問題ではなく、
いままで学んだ知識を総動員して、答えを組み立てて答える問題が
多く出題されます。

例えば、「社会」の日本史では、
歴史の出来事を点ではなく、線で覚えていかないと
答えを導き出せないような感じです。

他の教科も、総合的に学習していないと正解出来ない問題が
このテストでは出題されています。
いわゆる、入試問題のような問題が出題されています。

受験人数が少ない

上位クラス対象のテストなので、受験者が少ないテストになります。
加えて、4科目受験者は、500人程、受験者数が少なくなっています。
受講していない人も多くいます。

席替え対象のテストではない

全員がテストを受けていないのようなので、
成績での席替えはありません。

まとめ

「思考力育成テスト」は、実際の入試の問題に近い内容が
出題されます。
こどもにとって、解答が難しいテストになりますが、
このテストの内容を理解して、出来なかったところをしっかりと
復習できれば、合格への礎になるのは間違いありません。

たいへんだと思いますが、間違えた問題を振り返ることが
今後の力になるので、こどもに復習するように伝えてください。