育成テスト

[日能研]育成テスト 6年 13回目 ー成績を下げてしまう勉強の仕方とはー

理由

むすこは、6年生になって育成テストの点数が伸びないのは問題が難しくなったので仕方がないと言うことが多くなりました。

ところが、育成テストの結果の順位を確認すると明らかに以前と比べると下がっています。

現状のままだとどんどん成績が下がってしまうので、むすこの勉強の方法やテストの結果をいろいろ確認してみるとあることがわかりました。

そのあることとは、暗記中心の勉強をしていたのです。

そこで今回は、むすこの今までしていた勉強方法と成績を改善するために考えた勉強方法について紹介していきます。

まずは、今回の育成テストの結果から。

育成テスト 6年 第13回 結果

結果

得点

科目 点数 平均点
国語 108 101.9
算数 101 96.3
社会 91 79.8
理科 55 67.1
4科目合計 355 346.2

*育成テストの満点
・「国語」「算数」:各150点
・「社会」「理科」:各100点
・「4科目合計」:500点

理科は、過去最低の点数と評価(4)でした。今後、必要とされる応用力を問われる問題がほとんど不正解でした。この時期にこの点数はかなり不安になります。

一方で社会は、のちに説明する変更した勉強方法を行ったので91点を獲得することができました。

順位

総合順位(Gクラス) 3,351人中 1,341位
男女別順位(Gクラス) 1,677人中 728位

前回が上向き傾向だったので、今回は更なる成績のアップを期待していましたが、残念ながらかなり順位を落としてしまいました。また振り出しに戻った感じです。

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成績が上がらない勉強方法

テスト難しい
先日、ようやく息子の成績が上がらない原因を見つけることができました。

出題される範囲のテキストに掲載されている言葉をそのまま覚えているだけなのです。

社会の歴史がその最たる例で、テキストと同じような文章の問題は解けるのに、答えは同じでもテキストとは異なる表現で出題されると解けなくなってしまうのです。

まさに暗記型の勉強法で、その答えを本質的に理解していないのです。

以前に記述力模試や難関校チャレンジテストがありましたが、成績が全国統一模試と比べて結果がかなり悪いのはこの覚え方だったからです。
4・5年生の暗記型中心のテストではある程度成績を取ることができましたが、こういったテストでは太刀打ちができなかったのだと、今更ながらできなかった理由が判明しました。

6年生から成績向上に必要な勉強方法

方法
暗記型の勉強だけでは6年生のテストや上位校や難関校のテストに対応できません。そのためには勉強の仕方を変える必要があります。

答えの本質・理由を理解する

「なぜこの事実が成り立つのか?」「どのような背後があるのか?」など疑問を持ち、答えを点ではなく、線(つながり)で覚える。

応用問題に取り組む

応用問題の問題集などに積極的に取り組んで、答えだけ確認するのではなく、なぜそのような答えになったのか過程を理解する。

思考型の勉強を意識する

暗記型の勉強だけでは今後の成績向上は難しいと理解し、思考型の勉強の必要性に自覚を持ち、実践することが重要です。考える力や論理的な思考を養うために、自分なりの意見や解釈を持ちながら学習に取り組む。

まとめ

コミュニケーション
4・5年生の学習カリキュラムは暗記が中心でしたが、6年生では暗記した内容を応用できる力を身につける必要があります。成績が前に比べてなかなか上がらないと悩んでいる場合、むすこと同じ状況にあるかもしれません。

このような状況であれば、成績を伸ばすためには勉強方法を変える必要があります。以前のやり方を変えることはこどもにとってかなり負担になるかもしれません。ただし、この切り替えをしなければ成績は上がりません。

学習内容が難しくなり、学習量も増えて大変な時期ですが、この壁を乗り越えれば希望校への合格に近づくことができると思います。一緒に頑張りましょう!