育成テスト

[日能研] 育成テスト 6年 10回目 ー授業がわからず自信をなくすー

図形

むすこがうなだれて塾から帰ってきて元気がありませんでした。

理由を聞くと、算数の図形の問題がほとんどわからなかったとのことです。

中学受験では、算数の図形問題は多くの学校で出題されます。むすこは図形問題に苦手意識を持っているので、今回の件も含めて、合格するためには克服することがむすこにとっての課題となっています。

しかも育成テストが数日後にあるので、なんとかして理解できるようにしなければなりません。

結論から言うと、育成テストの結果はよくありませんでした。
しかし、親の立場としては、学ぶことがあったことは収穫でした。

今回は、むすこと育成テストの結果、そしてこどもに接した方法について伝えていきます。

育成テスト 6年 第10回 結果

結果

<得点>

科目 点数 平均点
国語 104 115.7
算数 100 93.4
社会 80 75.7
理科 68 68.6
4科目合計 352 353.6

*育成テストの満点
・「国語」「算数」:各150点
・「社会」「理科」:各100点
・「4科目合計」:500点

<順位>

総合順位(Gクラス) 3,307人中 1,558位
男女別順位(Gクラス) 1,639人中 851位

今回の育成テストの考察

「太閤検地」という漢字の一部を「内閣」「閣」と間違えたり、国語の文章を抜き出す問題で正解の部分を抜き出したにもかかわらず、一部の文字を間違えて記入したりと、引き続きそういったミスがありました。

漢字に関しては、1回間違えて覚えると覚え直したつもりでも、次回以降のテストの緊張下では同じ間違えをする可能性がありますので、こどもに対しては確実に覚え直すようにサポートしてあげてください。

こういった既知の問題を間違えることは、本当にもったいないです。今回も約10点ほど点数を失っています。難問に一生懸命取り組んで正解したのに、簡単な問題で点数を落とすほどもったいないことはありません。

6年生のこの時期にこういったミスが続くと、本番でも同じような間違いをする可能性が高いです。毎回こどものテストの内容を全部チェックするのは大変ですが、間違いを改善するための指導は継続することが重要だと思います。

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授業内容が理解できないむすこへの対応

家庭学習

何がわからなかったのか明確にし、不安を取り除く

むすこは算数の授業でほとんど問題が不正解だったため、自宅に帰ってきた時、少しパニックになっていました。

そのため、まずはむすこの気持ちを落ち着かせる必要がありました。じっくり話を聞くことに徹しました。

むすこの気持ちが落ち着いた後に、理解できなかった内容を明確にして、その問題をもう一度見直すことにしました。なんとか問題が解けるようになり、むすこは安心した様子を見せていました。

親の学び

決意
むすこがわからない問題に向き合い、一緒に取り組むことで明らかに元気が出てきました。やはり親がこどもに寄り添うことが重要だと痛感しました。

私自身も経験がありますが、受験は自分の力が問われるため、孤独感に悩むことがあります。特に小学生の場合はさらにそうです。

中学受験では、親の役割はこどもを孤独にしないことが重要だと今回の経験から痛感しました。

令和の中学受験 保護者のための参考書」は、親の心構えを教えてくれる本です。子どもの点数が悪くても、この本を見ながら冷静に対応しています。子どもと上手くやっていくために役立つ本です。

まとめ

なんとか今回の算数のテストはよくはありませんでしたが、ある程度の点数を取ることができました。ただ、算数の復習に時間をかけてしまったため、他の科目に影響が出てしまい、4科目の点数は平均的な結果でした。

しかし、今回の経験は価値がありました。受験生の親として、こどもと一緒に受験勉強に取り組み、点数を向上させ、最終的には合格に導いていく姿勢を再認識ができたからです。

この記事が同じような悩みを抱える方々の参考になれば幸いです。