前回の全国公開模試では、過去最低の結果を叩き出してしまいましたが、今回の6回目の全国公開模試での挽回を目指して臨みました。
結果として、いくつかの不安要素はありましたが、今回は6年生としては最高の成績を収めることができました。
今回は成績を回復することができた理由と取った対策を紹介していきます。
6年生「全国公開模試」の6回目の結果
今回は、いつもの校舎ではなく別会場の某大学で試験を受けました。以前の別会場の全国公開模試では午後スタートを選択しましたが、今回は本番の雰囲気に近づけるように午前試験を選択しました。
本番の緊張感を体験してもらいたかったのですが、むすこはほとんど緊張することはなかったようです。リラックスできたことが今回の良い結果にながったことも関係しているかもしれません。
<偏差値>
国語 | 63.5 |
---|---|
算数 | 58.8 |
社会 | 63.6 |
理科 | 65.5 |
4科目総合 | 64.8 |
前回は、4科目の偏差値が初めて60を下回りましたが、今回は、対策がうまくいったようで60以上に回復しました。欲を言えば、算数のみ60を超えたかったところです。
得点
国語 | 125 |
---|---|
算数 | 94 |
社会 | 88 |
理科 | 70 |
4科目総合 | 330 |
「理科」の平均点が46.4と低めの点数でした。対策の勉強がうまくいったので「理科」の点数によって、4科目の偏差値を押し上げることが出しました。
順位
4科目 | 574 / 10,481人 |
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今回のむすこの結果あたりだとこれくらいの順番なので、偏差値65くらいになれば、500以内になるのではないでしょうか?
考察
算数
正答率10%以下の問題が4問も出題されていました。この問題以外を正解できていれば偏差値は65以上になったようです。ちなみにむすこは、これら難問以外に3問不正解で偏差値が60を下回ってしまいました。そのうち2問は計算ミスだったので悔やまれます。
国語
上位校や難関校に出題されるようなかなり長めの物語文が出題されていました。
時間内にこの長文を読み進められるかどうかがポイントになります。
社会
今回は全体的に解答しやすい問題が出題されていました。こういった場合、正答率の高い問題は確実に正解しなければいけません。取りこぼしている問題があれば次回に繰り返さないようにこどもに伝える必要があります。
理科
全体的に難しかったようです。むすこは、テストの解答欄を全て全て埋めることはできませんでしたが、対策の勉強をしたので得点は70点でしたが偏差値は65.5を取ることができました。
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対策 ー暗記問題と記述問題で得点アップー
全国公開模試は、直近で学習した内容が出題されるため、育成テストとは異なり、これまで学習した幅広い範囲から出題されます。
3ヶ月以上前に学習した内容は、記憶が薄れてしまう可能性があるため、記憶を呼び起こす必要があります。
特に「社会」と「理科」といった科目は復習しやすいので、効果的に復習を取り組むことによって、点数アップにつなげることができます。
「国語」の記述問題も部分点が与えられるので、得点を上げるのには非常に効果的です。
問題集の活用で効果的な対策
「社会」と「理科」の復習をする際に、日能研の本科テキストと復習用テキストの栄冠への道を全て見直すとかなりの時間がかかってしまいます。
効果的に復習するためにどうすればいいのかいろいろ考えた結果、市販の問題集を活用した勉強法です。この問題集を活用することで効果的に全体の復習をすることができます。
6年生になると日々の授業の復習で時間の余裕がない中で、この復習がうまくいっているようで、今回のテストも「社会」と「理科」の偏差値を60以上キープすることができました。
レイアウトが工夫されていて見やすい点と頻出頻度が高い問題が掲載されているのでこの参考書を使用しています
「社会」
・中学入試 でる順過去問 社会 合格への1008問 四訂版 (中学入試でる順)
・中学入試 でる順過去問 歴史年表 合格への685問 改訂版 (中学入試でる順)
国語の記述問題で部分点を獲得する
「国語」の記述問題は全部正解しなくても部分点がもらえます。この部分点を狙いにいくことをおすすめします。
とにかく記述問題は空白のままだとノーチャンスなので、とにかくわかるところまで記入するように子供にアドバイスしてください。
さらに点数アップを確実にする方法は、記述問題のテクニックを理解することです。このテクニックで参考になるのが中学受験国語 文章読解の鉄則です。
中学受験国語 文章読解の鉄則の61ページから100ページに記述問題のテクニックが記載されています。
日能研でも同様の文章読解のテクニックを教えてもらっているようですが、この参考書は記述問題に対してのテクニックがわかりやすく解説してくれています。
まとめ
6年生になると、日々の学習やその復習に加えて全国公開模試の対策をする時間を確保するのがなかなか難しくなります。しかし、成績を向上させるためには、時間をどれだけ有効に活用できるかが重要な鍵となります。
まず、効果的な時間管理が必要です。学習時間を明確に設定し、計画的に取り組むことが大切です。
また、効率的な復習方法も重要です。時間の制約がある中で、重要なポイントや苦手な箇所にフォーカスして復習することで、限られた時間でも効果的な学習が可能です。過去の問題集やテストの復習を通じて、自身の弱点を洗い出し、克服する努力を惜しまないことが大切です。
受験本番まで頑張りましょう!