理科の成績が今ひとつ……。
特にテストで頻出の『植物』分野が苦手という受験生も多いのではないでしょうか。
私の息子もその一人で、何度もこの『植物』に関する問題で同じミスを繰り返してきました。
そこで今回は、そんな苦手な『植物』分野の対策として、実際に効果があったおすすめの参考書をご紹介します。
なぜ理科の植物分野が苦手なのか?
植物に接する機会がない
受験勉強のため外出する機会が減るので、実際に植物に触れる機会が少なくなっています。
都市部では特に自然環境が少なく、普段の生活で植物の成長過程や、葉や花の構造をじっくり観察する機会がほとんどありません。
そのため、教科書や図鑑に載っている知識だけでは、実際の植物の姿をイメージすることが難しく、内容が頭に入りにくいようです。
テスト・テキストが白黒なので実物をイメージしにくい
多くの教科書や問題集では、植物のイラストや写真が白黒で掲載されています。
そのため、実際の色彩や質感がわかりにくく、どの部分が葉や茎に該当するのか、イメージがつかみにくいです。
また、テストでも白黒の図が多いため、色や形の違いが重要な植物の特徴が曖昧になりがちです。こうした要素が重なることで、植物分野が理解しにくいものと感じてしまうのです。
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苦手な『植物』分野を克服するには?
実物に触れさせる
植物分野を克服するには、実際に植物に触れる体験が非常に効果的です。公園や植物園を訪れたり、家庭で育てやすい植物を一緒に育ててみたりすることで、教科書だけでは伝わりにくい「植物への実感」を得ることができます。
たとえば、葉の形や質感、花や茎の構造などを直接観察することで、教科書の図や説明がより身近に感じられます。
実物に触れることで、理科の学びがただの知識にとどまらず、ちょっとしたリフレッシュにもなります。
効果的な参考書の活用する
植物分野を理解しやすくするために、分かりやすい参考書を選んで使うことも重要です。
カラフルなイラストや写真が豊富に掲載された参考書は、視覚的な理解を深めやすく、テスト対策にも役立ちます。
特に、具体的な図解や説明が丁寧な参考書を使うことで、葉や花のつくりなどを分かりやすく学べぶことができます。
おすすめ参考書:「小学館の図鑑 NEO 植物」
季節・生えている場所ごとに掲載
『小学館の図鑑 NEO 植物』は、植物が季節ごと、そして生えている場所ごとに分類されて掲載されており、実際に植物がどのような環境で見られるかが一目で分かります。
これにより、植物の生息環境や季節ごとの変化を理解しやすく、観察学習にも役立ちます。実際に外に出て同じような植物を探す際にも、この構成が大いに参考になります。
写真・イラストが非常に豊富
この図鑑の大きな特徴は、豊富な写真とイラストがふんだんに使われている点です。
植物の色彩や細部までがリアルに描かれているため、教科書の白黒のイメージでは捉えづらい部分が鮮明に理解できます。
また、実物を見たことがない植物でも、写真や詳細なイラストによってイメージがしやすくなり、記憶に残りやすいのもポイントです。
植物のつくりをわかりやすく解説
植物の基本的な構造や特徴が分かりやすく解説されており、根・茎・葉・花といった各パーツの働きや仕組みについても丁寧に説明されています。
図解付きで紹介されているため、テストで理解が難しかった箇所や苦手意識のある分野も、この図鑑を使うことで理解が深まる助けとなります。
まとめ
『小学館の図鑑 NEO 植物』を活用することで、植物の特徴をイメージで捉えやすくなり、苦手な「植物」分野を克服する助けになります。
実際に、私の息子もこの図鑑のおかげで「植物」分野を克服しました。
もし「植物」の分野が苦手であれば、今回の記事が参考になれば幸いです。