夏期講習が終了し、9月から毎週行われる育成テストが再分化されました。
その中で、1回目の「合格力実践テスト」が行われました。
いつもの育成テストとは異なり、内容が難しく、点数が低くなる傾向があると事前に先生から聞いていましたが、実際に言われた通りの結果となりました。
今回は、「合格力実践テスト」とはどのようなものなのか、そして今回の「合格力実践テスト」の結果についてお伝えしたいと思います。
合格力実践テストとは
合格力実践テストは、日能研の入試本番に向けた実践力を養うためのテストです。
記述問題に特化した「難関」と、オールマイティに対応した「総合」の2つのコースがあります。
日能研生は、クラスによって受験するコースが決まっています。むすこは「難関」を受験しました。
外部生も受験可能で、外部生は「難関」と「総合」のどちらかを選択することができます。
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合格力実践テストの目的
今まで培った知識・技術を得点力に換える
日能研の合格力実践テストは、これまでに学んだ知識や記述力を駆使して、難易度の高い、独特な(くせのある)問題にも対応できる実践的な力を養成するテストです。
1点の重みを実感する
全科目の中で正答率が最も高かった問題を正解した場合の順位を表示することで、1問のミスがどのくらい順位に影響するかを把握することができます。
今回の合格力実践テストでは、むすこは社会で正答率82%の問題を不正解にしたため、もしこの問題が正解であれば、約120位順位がアップしていました。
偏差値は出ませんが、1問のミスでここまで順位が下がってしまうというのは、1点の重みを実感させられる結果と言えると思います。
最難関校基準での採点点数がわかる
「難関」コースを受験した場合、平均点とは別に「最難関基準によるあなたの得点」が表記されています。
これは、最難関校の入試問題と同等の難易度の問題で算出された点数です。
むすこは、今回のテストで4科目合計点数が「最難関基準によるあなたの得点」では20点も下がっていました。
つまり、難関校レベルの問題を間違えていたということです。
次回は、この点数のギャップをなるべくなくしていきたいものです。
合格力実践テスト 6年 第1回(9月10日実施)結果
むすこは、「難関」コースを受験し、4科目合計で263点でした。国語と社会で平均点以上の点数を獲得しましたが、算数と理科では平均点に届きませんでした。
また、順位は総合で478位、男女別で859位でした。
得点
科目 | 点数 | 平均点 |
国語 | 116 | 88.8 |
算数 | 61 | 72.5 |
社会 | 40 | 50.8 |
理科 | 46 | 50 |
4科目合計 | 263 | 260.9 |
*合格力実践テストの満点
・「国語」「算数」:各150点
・「社会」「理科」:各100点
・「4科目合計」:500点
通常の育成テストと比べて、4科目の合計点数が100点ほど低いので、難易度が高くなっているのは納得できます。
順位
総合順位(Mクラス) | 3,372人中 | 478位 |
男女別順位(Mクラス) | 2,117人中 | 859位 |
いつもより受験者が約700人減少しています。
合格力実践テスト 6年 第1回(9月10日実施)の内容
国語
* 読解問題は2題、語句問題は2題
* 昨今の入試で出題されるような、2つの文章をからめた問いがある
* 読解問題は商筆で、総字数は4500字程度
* 語句問題は漢字の書き取りと和語
具体的な対策
* 読解問題は、まずは全体をざっと読んで、問題の指示を把握する
* 難しい問題は、後回しにする
* 語句問題は、漢字の書き取りは正しい字形を覚えておく
算数
* 問題冊子の左側に問題、右側に余白になっている
→途中の計算などに使用するため
* 大設問の構成は標準的だが、問題文や答案用紙のレイアウトは日能研のテストとは異なる
* 3は会話文を読み取る形式
* 素直な問題を多めに出題し、難度が高くなりそうな問題を途中に配置
具体的な対策
* 問題冊子の余白を有効活用する
* いつもと違う形式のテストにも慣れる
* 会話文形式の問題に慣れる
* 難度の高い問題は後回しにする
* 正解できる問題とそうでない問題を見極める力をつける
社会
* 情報の読み取りをテーマとしている
* さまざまな形式の資料から情報を読み取る問題が出題される
* 読み取った内容とそれまでに学んできた知識とのつながりを問う問題が出題される
具体的な対策
* 文章や地図・グラフなどの資料の読み取り力を鍛える
* 読み取った内容とそれまでに学んできた知識とのつながりを意識して考える
理科
* 問題を解く順番を自分で判断する必要がある
* これまでに身につけた知識を問う問題が多い
具体的な対策
* 問題全体を見渡して、より多くの得点を取るための工夫をする
* 知識を正しく身につけ、それを使うことができるかどうかを確認する
まとめ
合格力実践テストは、入試本番に向けた実践的な力を養うためのテストです。そのため、結果はあくまでも自己評価の材料として捉えるべきです。
9月10日に行われた合格力実践テストの結果、むすこは国語で平均点以上の点数を獲得することができました。しかし、国語以外の科目では平均点に届かず、難易度の高い問題を間違えていたことがわかりました。また、1問のミスで順位が大きく変動することも実感しました。
今回のテスト結果を反省材料として、今後の学習にしっかりと取り組んでいきたいと考えています。みなさん、ともに頑張っていきましょう!
まだ1面しか揃えられませんが、カチャカチャ回すだけでも十分にストレス発散になっているようです。
ちなみに、むすこが使っているのは「Monster Go 磁気 3x3 EDU マジックキューブ モンスターGo ステッカーレス - MG356 教育キューブ パズル 子供や初心者の練習用」というモデルです。回し心地が良く、初心者でも扱いやすいので、おすすめです。