夏休みが終わり9月に突入しました。そして、全国公開模試が今回の分を入れて残り5回となりました。
前回は目標にしていた偏差値まであと一歩のところまできたので、今回は何とか目標の偏差値まで持っていきたいと思っていたのですが・・・
そして、今回は全国公開模試の結果と併せて合格判定の結果も得られるようになりました。こういった合格のための更なるサポートにより、受験本番に近づいてきているんだと実感させられます。
今回は、このテストの結果と合格判定を状況を中心に伝えていきたいと思います。
6年生「全国公開模試」の7回目の会場
受験会場は、私立大学や私立中学などの外部会場を事前に選択できるようになっていますが、むすこの場合、受験会場があらかじめ指定されていました。
その理由は、「難関校日特」の授業が試験後に同じ会場で行われるからです。親としては、待ち時間が長くて大変だった一方で、本番の受験の雰囲気を体験する良い機会だったと思います。
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6年生「全国公開模試」の7回目の結果
準備万端でテストに臨みましたが、結果は残念ながらイメージしていた成績を収めることができませんでした。
<偏差値>
国語 | 65.4 |
---|---|
算数 | 57.8 |
社会 | 54.0 |
理科 | 62.7 |
4科目総合 | 61.5 |
得点
国語 | 106 |
---|---|
算数 | 92 |
社会 | 62 |
理科 | 80 |
4科目総合 | 340 |
順位
4科目 | 1,319 / 10,968人 |
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考察
国語
物語文の長さや問題の難易度の上昇に伴い、制限時間内に全ての問題に解答することが難しくなってきました。
今回のテストでは、時間不足に悩まされ、部分点を狙える記述問題を2つも未解答のまま提出せざるを得ませんでした。
改めて気づかされたのは、時間内に全問解答することが合格に向けての鍵だということです。
今回は、すべての問題を解答することができませんでしたが、ある程度の成績を収めることができました。
最近の国語の高成績の理由は、基本的には塾での学習が大きな役割を果たしていると思っていますが、難解な問題に対処するためのテクニックを提供してくれる「中学受験国語 文章読解の鉄則」の参考書が非常に役立っていることを実感しています。特に、上位校や難関校を目指す方には、強くおすすめしたい参考書です。
算数
「算数」のテストでは計算ミスなどの小さなミスをしないように努力しています。今回のテストでは、その目標を達成できたようで、計算ミスはありませんでした。
ただし、正答率が50%以上の問題で3問誤答がありました。これらの問題を正解できていれば、偏差値は7ポイント上昇していました。
最近、むすこは「算数」に自信を持てなくなり、不安を感じています。そのため、余計なことを言わずに見守るようにしています。
現状を打破しようと、むすこの復習がしっかりと進んでいるようですので、親としては見守る役割に徹しています。
社会
新幹線の名前・駅名など問題が出題されていました。以前も何かしらのテストで新幹線の問題が出題されていました。
残念ながら、この問題はむすこは苦手なようでこの分野の問題をかなり落としてしまいました。
この分野の復習は徹底しなければいけません。
また、漢字を書き間違えるという凡ミスなども重なり、ここ最近で一番悪い点数となってしまいました。
今回は、社会の成績が悪かったので全体の偏差値を押し下げてしまいました。
理科
不正解は5問だけでしたが、そのうち3問が正答率50%の問題だったので、この問題は正解したいところでした。正解していれば偏差値が6ポイントアップしていました。
1問正解するのとしないのとでは成績がだいぶ変わってきます。今回のこの「理科」のテストで実感しました。
本番ではこういった悔しい思いをこどもにさせないようにしたいものです。
合格判定とは
志望校に対して合格の可能性が判定される
事前に登録した志望校の合格の可能性がが4段階に判定されます。
①合格
②可能
③努力
④再考
むすこの第1希望の学校が今回、「努力」判定でした。厳しい結果ですが、まだ挽回が可能なので、次回は最低でも「可能」の判定まで持っていきたいものです。
ちなみに他の志望校では「合格」判定があってので一安心はしています。
志望者内順位が判定
事前に登録した志望校の受験者の中での順位が判定されます。
第1志望の順位がやはり芳しくないので次回に期待したいところです。
志望校の平均偏差値がわかる
志望校の平均偏差値が確認できます。
①今回の受験者の平均偏差値
②前年度の受験者の平均偏差値
③前年度の合格者の平均偏差値
上記のように今回のテストの偏差値に加えて、前年の同条件の生徒の平均偏差値とその志望校の合格者平均偏差値のデータを提示されています。
これらの平均偏差値のデータと自分の結果を比較することで、現状の自分の実力をより正確に確認することができるのでとても参考になると感じました。
偏差値換算表で1問の重みを再確認
「偏差値換算表」とは、各科目ごとに、4科目全体、または2科目など、どれくらいの追加得点が必要かを示す表です。
この表を見ることで、たとえば1問正解するだけで、偏差値がどれくらい上昇するのかが一目でわかるようになります。
「偏差値換算表」は、勉強のモチベーションを高めるのに役立つツールではないでしょうか。
まとめ
今回の全国統一模試について振り返ると、合格力判定を伴ったこの模試に臨む前は、最近のむすこの頑張りから良い結果を期待しましたが、現実はそれとは対照的で、厳しい結果となりました。
しかし、一番大切なのは、むすこが模試の結果にどう向き合ったかです。初めは落ち込んでいましたが、驚くほど早く立ち直り、次回の模試でのリベンジに向けてやる気を出していました。その姿勢には本当に感心し、親として誇りに思っています。
また、今回からは合格力判定などの詳細なデータを得ることができたので、これを有効活用し、こどもの実力向上に貢献できるよう、一層サポートしていこうと思います。