6年生の5回目の全国公開模試の結果が出ました。
むすこは前回よりも良い結果を出そうと思って臨んだ今回の全国公開模試でしたが、なんと今まででワーストの結果となってしまいました。
この時期に成績が下がってしまうとかなり心配になりますが、6年生になって成績が下がってしまう子どもには共通の理由があります。
結論から言うと、その共通の理由は勉強の仕方です。
今回は、成績が下がってしまう勉強の仕方についてとこれから成績を上げるための勉強法について説明していきます。
まずは今回の全国公開模試の成績から。
6年生「全国公開模試」の4回目の結果
今回の全国公開模試の成績は、むすこの予想をはるかに下回る結果となりました。偏差値60を切ってしまいました。
過去4回のテストでは、偏差値60以上をキープしていたので今回の結果はむすこにとっていままでにないくらい非常にショックを受けることとなりました。
<偏差値>
国語 | 59.9 |
---|---|
算数 | 53.9 |
社会 | 60.6 |
理科 | 61.3 |
4科目総合 | 59.5 |
<得点>
国語 | 97 |
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算数 | 91 |
社会 | 63 |
理科 | 79 |
4科目総合 | 330 |
<順位>
4科目 | 1,646 / 9,873人 |
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今回のテストの考察
4科目の合計の平均点数が256.8なので、前回と同じくらいの難易度だったと思われます。その中で、特に社会は応用力が問われる問題が最初から出題されていたので、難しかったのはないかと思われます。
また、むすこに関してですが、ここ最近のテストでは、記述問題を空白のままにしていることが目立つようになりました。こういったことが、テストで結果が出てこない理由の一つの原因かもしれません。そして、残念ながら、4科目の合計点数が過去最低の330点となってしまいました。
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6年生で成績が下がってしまう勉強の仕方
4・5年生は、勉強をしていればある程度点数を取ることができましたが、6年生になっても同じように勉強するだけでは成績が下がってしまいます。
なぜなら、4・5年生の時は習っていた内容が出題される暗記型のテストでしたが、6年生になると初見の問題や変則的な問題に対応する力が問われる応用問題が出題されるため、応用力を身につけないとなかなか成績が上がりません。
6年生になって成績が下がってしまっている原因は、応用力を身につけていかなければいけないのに、今までと同じ暗記中心の勉強をしていることです。
成績を上げるために今後すべきこと
今回のテストの結果を分析してみると、応用力が不足していることが明らかになりました。
むすこは基礎知識や暗記には力を入れてきましたが、問題文の意味を理解して応用する能力に課題があるようです。知識の一方的な暗記だけではなく、応用力を身につける必要があることが浮き彫りになりました。
6年生では、応用力を向上させるための勉強を取り入れることが必要です。今まで以上に問題の解説を詳しく読み解くことや、応用問題に取り組む時間を増やすことが重要です。
さらに重要なことは、テストの見直しです。特に応用問題に対しての自分の解答と正解を比較することで、現状の自分の実力や解答の仕方を知ることです。
まとめ
成績の下降は応用力の不足が原因であると明確になった今回の全国公開模試は、勉強法を見直し、応用力を向上させるための努力を重ねていくことで成績を上げていく必要があることに気づくことができました。
この気づきがこれからの成長の第一歩になるかもしれません。
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