難関チャレンジテスト

新4年 日能研 難関チャレンジテストとは ーリアルに難関ですー

日能研難関チャレンジテスト

「日能研 難関チャレンジテスト」とは、どのようなテストなのでしょうか?こんな疑問をお持ちの方も多いかと思います。

通常の「日能研の全国公開模試」とは、何が異なるのでしょうか?

私の息子が受けた「日能研 難関チャレンジテスト」の体験を通して、このテストの内容をお伝えしたいと思います。

新4年 日能研 難関チャレンジテストとは?

項目 内容
取り組み 日能研自体でも初の取り組み
テスト内容 難関校の難問を想定したテスト
参加クラス 息子のクラス(Gクラス)は全員参加で、Wクラスは希望者のみの参加
科目 算数・国語、各科目50分 / 各150点満点

息子が受けた「日能研 難関チャレンジテスト」は、日能研自体でも初めての取り組みでした。このテストは、難関校の難問を想定したもので、息子が所属するGクラスは全員参加し、Wクラスは希望者のみが参加しました。算数と国語の2科目で、各科目50分の時間制限がありました。

初めてのテストで対策もわからず臨んだ息子は、テスト後に迎えに行った車の中で「算数は半分も出来なかった。わからな過ぎて時間が余った」とぐったりと疲れている様子でした。息子の言葉から、テストがかなり難しかったことが推測できます。そこで、私は息子が受けた問題を見てみることにしました。

国語

「国語」は、記述問題が多く、文章を正確に理解していないと答えを導き出すことができません。また、漢字問題はほとんど出題されず、文章の内容理解が重視されました。

結果として、テストを受けた生徒の半数以上が成解率50%以下という結果になりました。初めての試みであったため、生徒たちは苦戦を強いられたようです。

息子が「難関チャレンジテスト」で絶望を味わい、読解力を身につけるために参考書を買ってほしいと頼んできました。評価の高い参考書を探したところ、『中学受験国語 文章読解の鉄則』 という本が良いと判断し、購入しました。

これまで息子は論説文などの問題を感覚で解いていましたが、この参考書は具体的な解き方を多数解説しており、豊富な問題例も収録されています。字は少し小さいですが、中学受験で必要な読解力を身につけるための鉄則が紹介されているので、おすすめです。

算数

算数のテストは、本当に難関な問題が出され、生徒たちは苦戦を強いられました。問題には、ひとひねりある演算や、複数のサイコロの目に関する問題、そしてゲームの試合の順位表に関する問題などが含まれていました。

その結果、生徒たちの半数以上が正解率50%以下という結果になりました。中には、1-2%の正解率の問題も多数あり、非常に厳しいテストであったことが分かります。

難問

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「難関チャレンジテスト」の結果

教科 点数 偏差値 総合順位
国語 89点 55.9 -
算数 44点 49.8 -
総合 133点 53.9 約3,700中約1,100位

「難関チャレンジテスト」を経験した感想

こういった問題がわかるようにならなければ、難関校を受験することは難しいことだと知り、驚きを隠せませんでした。解答の説明を読んでも、理解できない問題もありました。特に算数の問題は、ほぼ難問でした。

このテストの結果を基準に考えると、打ちのめされるほど希望を持てない結果となり、難関校へのチャレンジを諦めなければいけないかもしれないと思いました。

まだ塾に通い始めて数ヶ月ですが、自信をつけ始めていた息子にショックを与えるテストになりました。

しかしながら、今後、息子が難関校を目指すのであれば、このような難問と向き合わなければなりません。全国公開模試の結果と比較すると、偏差値が5〜8ポイント下がりましたが、こういった難問を解答する体験をしたことは息子にとってプラスになったのかなと思います。

難関チャレンジテストの取り組み方

「難関チャレンジテスト」の結果が散々だったので、日能研の先生と面談し、このテストの取り組み方について尋ねました。

日能研の先生は、「このテストは本当に難関です。結果に囚われず、参考にする程度でいいでしょう。難関校を目指すためには、授業への姿勢や家庭での復習の積み重ねが重要であり、これまでの勉強のアプローチと同じように取り組んでいくことが良いでしょう。現時点では問題ありません。最終的には、難関校の問題に対応できるよう、合格に向けて一歩一歩学びを進めていくことが大切です。」とおっしゃいました。

今回の「難関チャレンジテスト」は、従来のテストとは別のものであると捉えてよさそうです。

まとめ

まとめ
「日能研 難関チャレンジテスト」は、難関校の難問を想定したテストで、日能研自体でも初めての取り組みです。私の息子が受けた体験を通して、このテストの内容と難易度をお伝えしました。

国語は記述問題が多く、文章理解が重視されました。算数は非常に高度な問題が出され、みんな苦戦したのではないかと思われます。

このテストは、結果は別として、日能研生にとって難問に向き合う体験ができる場であると考えるのはいかがでしょうか。