中学受験の塾で、「テストの成績で席順が変わる」と風の噂で聞いたことはないでしょうか?
でもさすがにまだ幼い小学生のこどもたちにそんなきびしいことはしないのではないかとどこか思ったりしてないでしょうか?
では、実際にテストの結果で席順が変わるのか?
日能研に通うむすこの体験をもとに、その疑問に答えていきたいと思います!
実際にテストの結果で席順が変わった!
むすこが最初に座った席は一番後ろだったので、ちょうど視力が落ち始めていた時で黒板の字が見えるか心配になりメガネの着けさせないとだめかなと思っていました。
ところが、最初のテスト(育成テスト)の後、なんとむすこの席は一番前に変わっていたのです!他の生徒たちも席順が大きく変わっていました。
入塾時、夫婦で受けた面談で、「日能研は、テストで席順が変わる」をすっかり忘れていました。そして、その後は、説明通り、テストのたびに席順が変わるようになりました。
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日能研の席順のシステム
テストごとに成績順に席の順番が変わるメリット
日能研は、大手中学受験の進学塾であるサピックスや早稲田アカデミーと同様に、生徒たちが受ける「育成テスト」に加えて、「全国公開模試」などのさまざまなテストを実施しています。そして、これらのテストの順位によって、次に行われる授業から席順が変更されるという仕組みを導入しています。
この仕組みにより、日能研の生徒たちは、定期的に行われるテストで自分の学力や実力を把握することができます。そのため、生徒たちは緊張感を持ち、より良い成績を目指すことが期待されます。
また、この仕組みは、生徒たちだけでなく、保護者の方々にとっても、子どもたちの学習状況を把握するための手段となります。
競争意識を持つことは必要か?
中学受験は、決められた定員を競い合う試験です。日能研のシステムは、その枠を勝ち取るためには、競争意識を育てることが必要不可欠だと思われます。
実際、私のむすこもテストの終了後には席順に注目するようになりました。席順が上がった時は、嬉しそうに報告してきます。
小学生に対してランク付けをするシステムは、驚きを感じるかもしれませんが、中学受験では競争意識を持つことが必要不可欠なのかもしれません。
ちなみに、入塾した当初、私も妻も中学受験の経験がなかったため、中学受験をする子の親として、どうすればいいか分からず、右往左往していました。
しかし、あるネットニュースで見つけた『令和の中学受験 保護者のための参考書』という本が、中学受験に取り組む親が心得るべきことを学ぶ上で非常に役立ちましたので、同様の悩みがある方は、参考にしてみてください。
席順でわかるテストの順位
「どのような並びで成績順に座っているのか?」、「その基準は何なのか?」を解説していきます。
前の席に行くほど成績は上位
基本的にテストの成績が良いほど、席が前になります。
さらにむすこからの情報等など元に詳しく調べてみると、
同じ列でも順番があるようです。
*むすこが、後日、日能研の先生に席の並びの詳細を聞いたところ
一部訂正がありました。
前の席から成績が良い順番に座るのは、変わらないのですが、2列目の5番目と6番目の位置が違っていました。
3列目以降は、1列目(A)の席順で、4列目は、2列目(B)と同じパターンの席順になります。
それ以降の席も、AとBの同じパターンの順番の席順の繰り返しになります。
・成績が1番目→最前列の真ん中
・成績が2番目→最前列の前に向かって、真ん中の席の右隣り
・成績が3番目→前に向かって、真ん中の席の左隣り
・成績が4番目→2列目の席の真ん中
・成績が5番目→2列目前に向かって、真ん中の席の右隣り
・成績が5番目→2列目前に向かって、真ん中の席の左隣り
・成績が6番目→2列目前に向かって、真ん中の席の左隣り
・成績が6番目→2列目前に向かって、真ん中の席の右隣り
*以下は列が変わり、同じパターン
現在は、ソーシャルディスタンスが保たれていて、隣は空席になるように配慮されているようです。
お子様のペースに合わせて、丁寧に指導してくれる家庭教師のトライ。苦手な科目を克服したい、受験対策をしたいなど、様々なご要望に対応できます。経験豊富な教師が、一人ひとりの個性や目標に合わせたカリキュラムを作成。わからないところをすぐに質問できる環境で、着実に学力向上を目指せます。
まとめ
テストのたびに席順が変わることは、こどもたちにとってストレスや不安を感じるかもしれません。しかし、今の自分の実力を認識することができます。
席順が前になった場合には、努力の結果が感じられることで、今後、より一層努力を重ねることができ、学習意欲が高まることが期待できます。
結局のところ、席順が変わるかどうかよりも、こどもが自分自身の成長につながることが重要です。私たち親は、こどもが自信を持って成長できるようにサポートすることが求められます。