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中学受験のための時事問題対策:ニュースと親子の対話で点数アップ!

時事問題対策

七夕の日に都知事選挙が行われました。この選挙では、YouTubeやXなどのSNSをきっかけに、10代、20代の若者の投票率が上がったようです。きっかけは何であれ、政治に興味を持つことは大変良いことなので、今後も継続してもらいたいものです。

ところで、政治といえば、私の息子が受験した2024年の中学受験の模試や日能研の育成テストでも、岸田首相の名前を記入する問題が何度も出題されていました。

岸田首相に限らず、今年の夏にはパリオリンピックが開催されるなど、こういった時事問題が中学受験の社会科で頻繁に出題されます。

では、時事問題の勉強を効率的に行うにはどうすれば良いのでしょうか?

そこで今回は、時事問題の対策方法や参考書など、実際に中学受験を経験した中で役立った情報を紹介していきたいと思います。

なぜ時事問題が出題されるのか?

思考力

時事問題は、単に知識を問うだけでなく、思考力判断力、そして問題解決能力を測るためのツールとして出題されます。

思考力: ニュースの裏側にある背景や原因を考え、多角的な視点から問題を捉える力

判断力: 情報の真偽を判断し、自分の意見をまとめる力

問題解決能力: 社会問題に対して、どのような解決策があるのかを考え、説明する力

これらの能力は、これからの社会で生きていく上で不可欠であり、学校が求める人材として重視されています。

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中学受験に向けた時事問題の早期スタートガイド

ニュース

新聞やニュース番組を毎日チェックする

・親と一緒にニュースを見て、意見交換をする

・小学生向けの新聞やニュースサイトを活用する

背景にある社会問題を深く掘り下げる

・ニュースで取り上げられた出来事について、参考書などで歴史や地理、科学などの関連知識を調べる

・インターネットで情報収集をする

自分の意見をまとめる練習をする

・ニュースについて、自分の考えをノートにまとめる

・模擬で出題された内容で、気になった箇所、不正解の箇所を再度チェックする


日能研で行われた時事問題の対策は、6年生の夏期講習あたりから始まりました。

この時期は覚えることがたくさんあるため、なるべく早い時期からニュースなどを通じて対策を始める方が、子どもにとって勉強の負担が少なくなります。

時事問題の基本的な学習ステッップ

勉強

時事問題対策の参考書や問題集を利用する

・市販されている参考書や問題集には、様々なレベルの問題が掲載されている

・自分のレベルに合わせて、適切な教材を選ぶ

塾のサポートを受ける

・塾で個々のレベルに合わせた学習をする

・時事問題に関する質問や疑問を相談する

過去問を解く

・過去問を解くことで志望校の傾向を掴む

・読解・記述能力に関する問題が多数含まれていることから、現時点での学力状況を把握し、更なる学習に繋げる。


時事問題の基本的な学習は、はやり、塾や参考書を利用した学習になります。ただし、志望校によって出題される問題の内容が異なるため、受験する学校の問題傾向を把握した勉強がより効率的です。

おすすめの参考書

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まとめ

まとめ

時事問題の対策は、日常生活の中でニュースをチェックしたり、親子の対話を通じて行うことが重要です。ニュースを読むだけでなく、その背景や影響を考え、自分の意見をまとめる練習をすることで、思考力や判断力が鍛えられます。

また、塾や参考書、問題集を活用して知識を整理し、理解を深めることができます。過去問を解くことで、志望校の出題傾向を把握し、自分の弱点を見つけることも効果的です。

時事問題は社会に対する理解を深め、自分の考えを持つための重要な学習です。親子で協力しながら学びを進めることで、子どもの学習意欲を高め、受験対策をスムーズに進めることができます。

今回の記事が少しでも皆様のお役に立てば幸いです。